4/22(土) 群馬カップロードレース BR−2 12周 72km 快晴
今年初の実業団レース。僕(堀内泰斗)は3月に体調を壊し、ほとんど乗れていない状態であったので、完走目標で望んだ。今年からはフィッツで走るのだが、このクラスには5名のチームメートがエントリーしていて、さらに屋部選手と高橋選手がかなり調子がいいようなので、いい展開に持っていけるそうな気配があった。
僕は落車を避けていつも最前列からスタートを切るようにしているのだけれど、今日は集団の三列目から。スタート直後は落車だけはしないように気が気でなかった。スタートしてみると案の定、すぐに最後尾まで追いやられ、もうしょうがないから集団の脇の方で前がこけないことだけを祈りながら上りが来るのを待った。皆慎重だったせいか登りまでは落車がなかったんじゃなかな(うる覚え)。上りに入ればどうせペースが遅くなると思ったので、そこで一気に前10人くらいのところまでつめた。けれど、久しぶりのレースだったせいか、あまり集団の真ん中で走る勇気がもてず、下りでは結構追い抜かれたりしながら、また、登りで前に行くということを繰り返していた。
BR−2ではあまり動きがないと聞いていたけど、今回に関してはかなりあったな。前半から何回もアタックがかかったしね。僕はそのときの自分に自身がなかったし、先が長いことだから全く無視していたけど。レースが落ち着いてきたら、なぜか落車が増えた。2,3回あったんじゃないかな。僕は前の方で動いていたので良かったけど、チームメートのほとんどは巻き込まれてしまって、先頭集団に残ったのは僕だけだった。
ラスト5,6周当たりで2人がこの集団から抜け出すのが見えた。まだまだ先は長いのに良くやるなあ、と思ってここでも無視していたけど、その2人は結構頑張っていたよ。 ラスト4.5週目の上りの手前で数名のアタックがあり、その中にラバネロが2人いたので、いかせてしまっては決まってしまうと思い少し遅れながらもそのアタックについていった。上りにはいるとペースが落ちたので、このままでは集団に吸収されると思ったから、僕が前に出て、普段より一枚上のギアで踏んで一気に後続が僕らを視界にとらえられないようにした。
これが良かったのかどうだか、一週ごとに差は広がる一方で、前の2人もとらえ、全部で7名のローテイションを組んでいくことに一致団結した。僕らは最後の周までは逃げないということを取り決め(逃げたい僕はいやだったんだけど)最後の周に入った。
最後の上りで日置選手(アングル)がアタックし、他6名が見合ってしまったせいで、少しはなされてしまった。彼を逃がしてしまっては負けなので、集団のスピードを信じてためていたが、ホームストレートで彼を見たときはもう僕がいくしかとらえられそうになかったので、一気に加速した。僕の後ろに誰かいるのはわかっていたけど、最後まで彼を追い、そして、とらえられずにその後ろの誰か(ラバネロ清水選手)にさされ3位に沈んだ。
クーリングダウンで足をつったことから、ほぼ限界で走っていたことがわかった。しかしながら、この調子でこれだけの結果が出せたことは満足であり、調子が良くなれば自分にもっと期待できると思った。次の東日本はBR−1です。とりあえず完走できるように頑張ります。